コップに「もったいないバナナ」と書いてあるバナナジュースを東京にある店で売っています。ジュースには、今までは捨てていたバナナを使っています。店の人は「味に問題はありません」と話しています。
財務省によると、日本は1年に100万tぐらいのバナナを輸入しています。しかし、店で売る前にたくさんのバナナを捨てています。果物を売る会社の人は「皮に傷や茶色の点があるバナナは、あまり買う人がいないからです」と話しています。
バナナをつくった所でも、日本に輸出する前にたくさん捨てています。フィリピンの文化をよく知っている専門家は「日本で傷がないバナナを売るために、たくさんのバナナを捨てています。きれいに見える食べ物だけを買うことについて、考えたほうがいいと思います」と話しています。