陸上りくじょう自衛隊じえいたいにいた五ノ井ごのい里奈りなさんは今年ことし8月がつ、福島県ふくしまけんの部隊ぶたいでセクハラをされたため、調しらべてほしいと防衛省ぼうえいしょうに言いいました。

防衛省ぼうえいしょうは、約やく100人にんに話はなしを聞きいて調しらべました。その結果けっか、この部隊ぶたいでは毎日まいにちのように、女性じょせいの隊員たいいんが性せい的てきなことを言いわれたり、体からだを触さわられたりしていたことがわかりました。五ノ井ごのいさんは、訓練くんれんなどのときに体からだを触さわられたり、体からだを押おして倒たおされたりしていました。セクハラの話はなしを聞きいた隊員たいいんは、上司じょうしに伝つたえていませんでした。

防衛省ぼうえいしょうは29日にち、五ノ井ごのいさんに謝あやまりました。そして、これからセクハラをした人ひとなどについて、もっと調しらべると言いっています。

五ノ井ごのいさんは「セクハラをした人ひとたちも私わたしに謝あやまってほしいです。もうこんなことが起おこらないようにしてほしいです」と話はなしました。