ギリシャとトルコが戦争せんそうをしていた100年ねん前まえ、日本にっぽんの船ふね「東慶丸とうけいまる」がエーゲ海かいの近ちかくの町まちからたくさんの人ひとを助たすけました。ギリシャにある日本大使館にっぽんたいしかんや美術館びじゅつかんが23日にち、100年ねんを記念きねんする会かいをアテネで開ひらきました。約やく250人にんが集あつまりました。

ギリシャの大臣だいじんは「危険きけんがあるのに、日本にっぽんの船ふねが私わたしたちを助たすけてくれました。私わたしたちはこの話はなしを伝つたえなければなりません」と言いいました。

78歳さいのギリシャ人じんの男性だんせいは、父親ちちおやがこの船ふねに助たすけてもらったと話はなしていました。男性だんせいは「父ちちがどうやって助たすけてもらったかを知しることができて感動かんどうしています。船ふねが助たすけてくれなかったら、私わたしも家族かぞくもここにいません。感謝かんしゃしています」と話はなしていました。