スペインの東のブニョールという町で8月31日、大勢の人がお互いにトマトを投げてぶつける「ラ・トマティーナ」というお祭りがありました。
去年とおととしは新型コロナウイルスの問題で中止になりました。今年は久しぶりのお祭りで、人口が1万人ぐらいの町に世界中から1万5000人ぐらいが集まりました。そしてトマトをお互いに投げて騒いだり、トマトで真っ赤になった道に寝て写真を撮ったりして楽しみました。
このお祭りは、食べ物を投げてぶつけるイベントでは世界でいちばん大きいと言われています。今年は100t以上のトマトを使って、町の中は真っ赤になりました。
インドから来た男性は「いろいろな国から来た人たちと一緒に踊ったり遊んだりして、1年でいちばんいい1日でした」と話していました。