富山県の中央農業高校では毎年、薬を使わないで米を作る実験をしています。薬を使わないと、田んぼの中で邪魔な草が増えて大変です。草が増えないように、アイガモという鳥を使うやり方があります。今年の実験では、アイガモと同じような仕事をするロボットを使いました。
ロボットは縦1m30cm、横90cmぐらいで、太陽の光で作った電気で動きます。棒のような形をしたスクリューで、水と泥を混ぜます。水が茶色になって光が入らないため、邪魔な草が増えません。
31日は、6人の生徒がロボットの使い方を習ったあと、学校の田んぼにロボットを入れました。生徒の1人は「去年は田んぼに入って草を取りました。今年はすごく楽になります」と話していました。