国立がん研究センターは今年4月、18歳以上の2000人ぐらいに、若いときにたばこを吸い始めることの危険について知っているか聞きました。
「病気になる可能性が高くなる」を知っている人は43%でした。「たばこをやめることが難しくなる」は41%、「早く死ぬ可能性が高くなる」は30%でした。
今年4月から、法律で大人は18歳からになりました。しかし、20歳になるまでたばこを吸ってはいけません。このことは18歳と19歳のほとんどが知っていました。しかし、全体で知っている人は69%だけでした。
研究センターは「もっと多くの人に、若いときにたばこを吸い始めることが危険だと知ってもらう必要があります。子どもの周りでたばこを吸わないことや、子どもにたばこを見せないことが大事です」と話しています。