警察によると、34歳の会社員が4月から5月に、許可をもらわないで、高級なぶどうの「シャインマスカット」の苗をインターネットで売っていました。
日本で登録した種や苗を守るための「種苗法」という法律に違反した疑いがあって、警察は調べたことを検察庁に伝えました。この会社員は、法律に違反することだと知らなかったと話しています。
国の研究所がつくった「シャインマスカット」は、できるまで33年かかりました。苗を売るときは許可が必要です。
しかし、許可がないのに中国などに種や苗を持っていくことが問題になっていました。このため4月から法律で、外国に持っていくことができないようにしました。