香港ほんこんの新聞しんぶん「リンゴ日報にっぽう」は、中国ちゅうごくを批判ひはんする意見いけんなどを書かいていて、たくさんの人ひとが読よんでいました。警察けいさつは、「香港ほんこん国家安全こっかあんぜん維持法いじほう」という法律ほうりつに会社かいしゃが違反いはんしたと言いって、会社かいしゃのお金かねを使つかうことができないようにしました。このため、会社かいしゃは新聞しんぶんを出だすことができなくなって、24日にじゅうよっかの朝あさの新聞しんぶんが最後さいごになりました。

23日にちの夜よる遅おそく、会社かいしゃの前まえには大勢おおぜいの人ひとが集あつまって、最後さいごの新聞しんぶんを作つくっている人ひとたちに「ありがとう」と言いって、応援おうえんしました。

24日にじゅうよっかの朝あさ、新聞しんぶんを売うる店みせには多おおくの人ひとが買かいに来きました。男性だんせいは「悲かなしいです。香港ほんこんはもう変かわってしまいました。反対はんたいの意見いけんを少すこしも言いうことができません」と言いって残念ざんねんがっていました。

1997年ねんにイギリスが中国ちゅうごくに香港ほんこんを返かえしたあとも、香港ほんこんでは自分じぶんの意見いけんを言いう自由じゆうがありましたが、この自由じゆうがなくなろうとしています。