新しいコロナウイルスのワクチンを多くの人に注射するために、政府は東京と大阪に大きな会場を作りました。この会場で24日の朝8時からワクチンの注射が始まりました。
東京の会場でワクチンを受けることができる人は、今月30日までは東京の23区に住む65歳以上の人です。会場に来た人は、自衛隊の医者から体の具合などを聞かれたあと、注射を受けていました。2つの会場では、21日に日本で使うことができるようになったモデルナのワクチンを使います。
いちばん早く東京の会場に来た人は「朝4時ぐらいに起きました。早く注射を受けることができてよかったです」と話していました。
24日は東京で5000人、大阪で2500人が注射を受ける予約をしています。政府は来週から2つの会場で毎日1万5000人ぐらいに注射ができるようになると言っています。