政府せいふは外国人がいこくじんが日本にっぽんで生活せいかつするルールについて、出入国管理法しゅつにゅうこくかんりほうなどを変かえる案あんを国会こっかいに出だしていました。野党やとうは、出入国在留管理庁しゅつにゅうこくざいりゅうかんりちょうの施設しせつでスリランカの女性じょせいが亡なくなった原因げんいんがわかるまでは、法律ほうりつの案あんの採決さいけつはできないと言いっていました。このため、与党よとうの自民党じみんとうは18日にち、今いま開ひらいている国会こっかいでは法律ほうりつを変かえないと決きめました。

政府せいふの案あんでは、難民なんみんだと認みとめてほしいと言いって書類しょるいを3回かい以上いじょう出だした外国人がいこくじんは、日本にっぽんから出だすことができることになっていました。政府せいふは、何なん度ども書類しょるいを出だして日本にっぽんにいようとする人ひとが多おおいためだと言いっています。

バングラデシュから来きたカシム・ウディンさんは、自分じぶんの国くにの政府せいふに反対はんたいしていて、国くにに帰かえると危あぶないと思おもっています。3回かい目めの書類しょるいを準備じゅんびしているカシムさんは「この案あんが決きまると、日本にっぽんから出でなければならないかもしれないので、決きまらなくてうれしいです」と話はなしました。