13年ねん前まえの3月がつ11日にち、東日本大震災ひがしにほんだいしんさいが起おこりました。午後ごご2時じ46分ぷんごろ、東北とうほくの海うみでマグニチュード9の地震じしんが起おこりました。東北地方とうほくちほうの海岸かいがんには高たかさ10m以上いじょう、関東地方かんとうちほうにも大おおきな津波つなみがきました。

東京電力とうきょうでんりょくの福島第一ふくしまだいいち原子力げんしりょく発電所はつでんしょでは、地震じしんと津波つなみで電気でんきが止とまりました。3つの原子炉げんしろで燃料ねんりょうが溶とけて、放射線ほうしゃせんを出だす物質ぶっしつがたくさん外そとに出でました。

警察庁けいさつちょうによると、この地震じしんや津波つなみなどで1万まん5900人にんが亡なくなって、2520人にんが行方不明ゆくえふめいになっています。復興庁ふっこうちょうなどによると、避難ひなんが原因げんいんで具合ぐあいが悪わるくなって亡なくなった人ひとは3802人にんです。今いまも3万まん人にんぐらいが別べつの町まちなどに避難ひなんして生活せいかつしています。

11日にちの朝あさ、仙台市せんだいしの海岸かいがんで男性だんせいが祈いのっていました。男性だんせいの妻つまと両親りょうしんなど5人にんが津波つなみで亡なくなりました。男性だんせいは「仕事しごとをやめたら、妻つまといろいろな所ところへ行いきたいと思おもっていました。寂さびしいです」と話はなしました。