政府せいふによると、北朝鮮きたちょうせんは21日にち午後ごご10時じ43分ぷんごろ、ミサイルの技術ぎじゅつを使つかったものを発射はっしゃしました。発射はっしゃしたものはいくつかに分わかれて、１つは沖縄本島おきなわほんとうと宮古島みやこじまの間あいだの空そらを通とおって、太平洋たいへいように落おちました。

政府せいふは、発射はっしゃがわかってすぐにJアラートを出だして、沖縄県おきなわけんの人ひとたちに「建物たてものの中なかや地下ちかに避難ひなんしてください」と知しらせました。

このため、沖縄県おきなわけんを走はしるモノレールは運転うんてんを止とめました。県けんや市しの役所やくしょでは職員しょくいんが集あつまって、被害ひがいがないか調しらべました。

防衛省ぼうえいしょうによると、被害ひがいが出でたという情報じょうほうはありません。

岸田きしだ総理大臣そうりだいじんは「日本にっぽんの安全あんぜんに関係かんけいする大おおきな問題もんだいです。北朝鮮きたちょうせんに強つよく抗議こうぎしました」と話はなしました。