(2)信頼される質の高い放送を通じて、社会や文化の発展に尽くします

各波の特性を生かし幅広い世代に親しまれる多彩な番組を放送

※施策はおもなものを挙げており、網羅しているわけではありません。

お も な 施 策(※)

評 価 指 標

目 標

○総合テレビは、夜間編成の時間帯ごとに特徴や視聴対象を明確にし、より幅広い年齢層の視聴者のみなさまに親しまれる番組を放送。夜8時台には新たに、親子で楽しめるドラマを放送
○21年1月に放送開始50周年を迎える教育テレビは、大幅な刷新に向けた3か年計画の2年目として、健康、子育て、語学など実用番組を充実。また、50周年に関連した特集番組やイベントを積極的に開発
○衛星放送については、衛星ハイビジョンは“未来への映像遺産ー文化・芸術波”、衛星第1は“地球の今にダイレクトアクセスー内外情報&スポーツ波”、衛星第2は“楽しさいっぱい、ふだん着のBS−娯楽&アーカイブス&難視聴解消波”として、各波の個性を生かした番組や編成を展開
○国内・海外の優れた制作者の企画による多彩な番組を放送し、放送文化の発展や“開かれた公共放送”の実現に努める
○ラジオ第一は、機動性やインターネットの双方向性などメディアの特性を生かした番組を開発し、聴取者のみなさまとの結びつきをさらに強化
○8月のオリンピック北京大会では、全28競技を初めてハイビジョン中継するとともに、オリンピックをより楽しめる詳しい情報を、データ放送やインターネットで提供
○9月のパラリンピックについては、関連番組とともに競技の模様を放送し、障害のある方たちの活躍を紹介
○スポーツは、大リーグなど世界最高のプロスポーツの醍醐味を伝えるとともに、アマチュアスポーツの振興に努める
○実用化試験放送を行っているデジタルラジオについては、動画コンテンツや移動体向けサービスの開発に取り組むとともに、簡易動画放送設備を開発

○放送の評価指標は以下の4つの観点から測定していく

  • 接触(リーチ)
  • 質(クオリティ)
  • 影響(インパクト)
  • 受信料に見合う価値(コスト)

○4つの観点を支える調査として、

  • 【放送評価調査】(19年度から実施)
    <全体評価>
     信頼、満足、親しみ、独自性、社会貢献
    <側面評価>
     正確公平、生命財産を守る、娯楽性、知識教養、実用性、
     地域への貢献、文化の継承発展、福祉、教育、国際理解
  • 【視聴者反響】
  • 【制作コスト】
  • 【全国個人視聴率調査】
    【全国接触者率調査】
    【(株)ビデオリサーチの視聴率データ】 等

○以下のような項目をはじめ、様々な指標を用いて、達成度を計る

  • 放送評価調査の各項目の値を改善(特に「親しみ」と「満足」)
     (参考)19年12月調査結果
    • 信頼   63%
    • 社会貢献 61%
    • 独自性  57%
    • 満足   53%
    • 親しみ  47%
  • 視聴者のみなさまからの好評意見の割合の増加
    (参考)視聴者コールセンター19年2月末現在の実績(放送関係)
    • 好評    61%
    • 厳しい意見 15%
    • その他   24%
  • 番組のコスト評価
    手法は検討中
  • 幅広い年齢層によく見られた番組数の増加
    (とりわけ20代〜40代・男女)
    • 「広がり指数」の考え方を導入し検証<開発中>
      ※これまで視聴率が低かった年齢層で上がった場合、ポイントが高く出るよう配点、
      年齢層ごとの得点の平均を「広がり指数」と定義
    • 【全国接触者率調査】で、
      「NHK全体リーチ」の、5年後80%をめざす
      (参考)19年11月調査結果 75.6%
      ※従来の視聴率調査ではとらえられない、インターネットなど放送以外の媒体による番組への接触も含めたメディアへの接触状況を把握するための調査

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