風疹の最新ニュース

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風疹で障害の赤ちゃん45人に 2014年10月09日

風疹の流行の影響で赤ちゃんに障害が出るケースが各地で相次いでいますが、新たに千葉県で1人の赤ちゃんが「先天性風疹症候群」と診断され、おととしからの流行で障害が出た赤ちゃんは全国で45人となりました。

 

風疹は、妊娠中の母親が感染すると、赤ちゃんの目、耳、心臓などに障害が出る「先天性風疹症候群」になるおそれがあり、去年、大流行したことから、ことしにかけて生まれる赤ちゃんへの影響が心配されています。

 

千葉県によりますと、先週、県内の医療機関から新たに1人の赤ちゃんが「先天性風疹症候群」と診断されたと保健所に報告があったということです。

 

この結果、おととしから続いた流行で「先天性風疹症候群」と診断された赤ちゃんは全国で45人となりました。
千葉県は「風疹の抗体があるかどうか検査する費用を自治体が助成している。多くの人に検査を受けてもらい、抗体が不十分な人はワクチンを接種してほしい」と話しています。