新型コロナ 世界からの報告
韓国 観光ビザの発給 6月から再開へ
入国者検査の期限緩和も

2022年5月19日

韓国政府は、新型コロナウイルスの感染が確認されてから中断していた観光ビザの発給を6月から再開すると発表しました。
今後、日本人旅行客の増加が見込まれます。

韓国法務省は、2020年4月から新型コロナウイルスの感染が懸念されるとして観光や会議の出席などを目的としたビザの発給を中断し、投資や貿易、人道目的などの訪問客に限ってビザを発給していました。

その後、新型コロナウイルスの一日当たりの新規感染者数は3万人前後とピーク時の20分の1にまで減少しています。

こうした中、韓国法務省は5月19日、6月1日から観光などを目的としたビザの発給を再開すると発表しました。

このビザでは90日までの滞在が認められます。

韓国法務省は「外国人観光客の受け入れにより関連産業が活性化されるほか、雇用の創出などが期待される」としています。

韓国と日本との間では、キンポ(金浦)空港と羽田空港を結ぶ定期便の再開に向けて協議が進められていて、今後、日本人旅行客の増加が見込まれます。

韓国政府は、入国者に対して入国から24時間以内にPCR検査を受けるよう求めていますが、6月からは、検査の期限を入国後3日以内に緩和するとしています。