日本代表パラクロスカントリー・バイアスロン

北京オリンピック・パラリンピック日本代表選手のプロフィールを競技別にお伝えします。

佐藤圭一 さとう・けいいち

【生年月日】1979/7/14

【出身地】愛知県

プロフィール

バイアスロンとクロスカントリースキーの立って滑るクラスに出場する佐藤圭一選手は名古屋市出身の42歳。生まれた時から左手の手首から先がありません。19歳の時に長野パラリンピックで日本代表の活躍を見たことをきっかけに競技を始め、25歳の時には当時、務めていた会社を辞めて「ワーキングホリデー」の制度を使って、カナダのスキー場で働きながらスキーの腕を磨きました。パラリンピックには、冬は2010年のバンクーバーから3大会連続でバイアスロンとクロスカントリースキーの2つの競技に出場し、前回、ピョンチャン大会ではバイアスロンの15キロで8位に入賞しました。また、夏の大会にも2016年のリオデジャネイロ大会にトライアスロンで出場して11位に入りました。ところが、東京パラリンピックへの出場を目指していた2020年夏に、自転車の練習中に転倒して肩の骨を折る大けがをしたため、2020-21年シーズンはスキーの大会に、ほとんど出場できませんでした。この影響で北京大会の代表になるために必要なポイントを獲得できていませんでしたが、国際パラリンピック委員会が各国の推薦選手から選ぶ特別枠で代表に。冬と夏合わせて5回目となるパラリンピックで、初のメダル獲得を目指します。

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