日本代表パラスノーボード

北京オリンピック・パラリンピック日本代表選手のプロフィールを競技別にお伝えします。

小須田潤太 こすだ・じゅんた

【生年月日】1990/10/5

【出身地】埼玉県

プロフィール

足に重い障害があるクラスの小須田潤太選手は埼玉県所沢市出身の31歳。21歳のときに交通事故で右足を失い、その3年後に競技用の義足で走り方を学ぶ教室に参加したことがきっかけでパラ陸上を始めました。その教室で講師を務めていたパラ陸上の第一人者、山本篤選手がスノーボードの大会に出場している姿を見たことをきっかけにみずからもスノーボードに取り組むようになり、“二刀流”の道に進みました。小学校の時からサッカーをやっていましたが、高校に入ってすぐに辞めていて、障害を負ってから初めて本格的にスポーツに取り組むようになりました。それでも「できないことができるようなる喜びを知った」と山本選手の背中を追ってトレーニングに励み、陸上で鍛えた体幹や身体能力の高さからめきめきと実力を伸ばしました。本格的にスノーボードを始めてから3年余りですが、2021年12月にフィンランドで行われたワールドカップで3位に入り、初めて冬のパラリンピック代表となりました。東京パラリンピックでは、陸上男子走り幅跳び義足のクラスで7位に入り、半年の間に2回目のパラリンピック出場となります。小須田選手は「篤さんにいい報告ができるように」と山本選手が果たせなかった冬のパラリンピックでのメダル獲得を目指して北京大会に挑みます。

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