車いすテニス 小田凱人 ウィンブルドン連覇ならず 準決勝敗退

テニスのウィンブルドン選手権、車いすの部の男子シングルス準決勝で世界ランキング1位の18歳、小田凱人選手がスペインの選手にセットカウント1対2で逆転負けし、大会2連覇はなりませんでした。

テニスの四大大会の1つ、ウィンブルドン選手権は12日、車いすの部の男子シングルスの準決勝などが行われ、去年、初優勝を果たした小田選手は大会2連覇を目指して世界4位でスペインのマルティン・デ ラ プエンテ選手と対戦しました。

第1セット、小田選手は得意のバックハンドの力強いショットがさえ、5ゲームを連取するなど6-1で取りましたが、第2セットはサーブでミスが出たほかショットの精度も欠き、3-6で落としました。

続く第3セットも立て直せず3-6で取られ、セットカウント1対2で逆転負けし、大会2連覇はなりませんでした。

小田選手はことしの全豪オープンと全仏オープンを制していましたが四大大会3連勝はなりませんでした。

上地結衣 女子シングルス 決勝ならず

車いすの部、女子シングルスの準決勝では世界2位の上地結衣選手が世界4位でオランダのアニーク・ファン コート選手と対戦し、第1セットを7-5で取りましたが、第2セットを4-6、第3セットを5-7で落とし、セットカウント1対2で逆転負けし、決勝進出はなりませんでした。