ラグビーW杯 日本代表 サモア戦に向けトゥールーズに移動

ラグビーワールドカップ フランス大会で1次リーグを1勝1敗としている日本代表は21日、第3戦のサモア戦に向けて試合会場となるトゥールーズに移動しました。

日本は日本時間の18日、ニースで行われた1次リーグの第2戦で前回大会準優勝の強豪イングランドに敗れ、ここまで1勝1敗としています。

日本時間の29日に第3戦のサモア戦に臨む予定で、21日は拠点としていたモナコから試合会場となるトゥールーズに移動しました。

空港に着いた選手たちはリラックスした様子で、キャプテンの姫野和樹選手やスタンドオフの松田力也選手などが笑顔を見せていました。

世界ランキング14位の日本に対し、第3戦で対戦するサモアは世界11位でフィジカルを生かした力強いプレーが持ち味です。

日本は、7月に札幌で行われたテストマッチで22対24の2点差で敗れていて、1次リーグ突破に向けて負けられない試合となります。

バックス3人が取材対応

(左から)フィフィタ選手、福田選手、小倉選手

トゥールーズに移動後、ここまで試合に臨む23人のメンバーに入っていないバックスの3人の選手が取材に応じました。メンバーに入っていない選手たちは、対戦チームの攻撃パターンを研究しています。

【スタンドオフ 小倉順平】
「チームがプランどおり試合ができるように、対戦相手のやってくることをグラウンド上で実行している」

【スクラムハーフ 福田健太】
「イングランド戦はいい準備ができたが、残念な結果になった。ただ、まだ試合はあって前に進むしかない。チームはオフを過ごしてリフレッシュできた。イングラント戦の負けを引きずっている人はいない。前を向けている」

【ウイング シオサイア・フィフィタ】
「自分に焦点を当てて、いつでも試合に出られるよう準備をしている」