ラグビー「姫野のジャッカル」「ヘディングトライ」トレンドに

ラグビーのワールドカップフランス大会、日本は1次リーグの第2戦で強豪・イングランドに12対34で敗れました。ただ、相手の強力な攻めに対してキャプテンの姫野和樹選手の得意なプレー「ジャッカル」が成功したことについて、SNS上では「姫野のジャッカル」といったワードがトレンド入りしました。

また、イングランドが選手の頭に当たったボールを持ち込んでトライを決めたことから「ヘディングトライ」も話題となりました。

「ジャッカル」今大会も

姫野選手は前回・4年前の日本大会で相手のボールを奪いにいく「ジャッカル」で日本の初のベスト8入りに大きく貢献しました。

ケガから復帰して、この試合で初先発したキャプテンの姫野選手は、4点を追う後半3分に得意のプレー「ジャッカル」で相手の反則を誘いました。

これを受けて、SNSのXでは…。

「いいとこで姫野のジャッカルきた」
「まじで姫野選手のジャッカル好きすぎる」

「姫野のジャッカル」がトレンド入りしました。

“ヘディング”からのトライ?

日本は珍しい形でイングランドにトライを奪われました。後半16分、イングランドが日本ゴールライン前に迫りパスを回していた際にボールが前に転がり、そのボールをコートニー・ローズ選手がそのままインゴールに持ち込みトライをしました。

ボールが前に転がった場面が「ノックオン」のように見えたため、TMO、映像による判定が行われました。

「ノックオン」はボールをキャッチするときに前に落としたり、ボールが手や腕に当たって前に落ちたりしたときに取られる反則です。

判定の結果、ボールはイングランドの選手の手や腕ではなく“頭に当たって”前に転がっているのが確認されたため「ノックオン」ではないとして、イングランドのトライが認められました。

“ヘディング”からトライが決まったことからSNSでは「ヘディングトライ」「アンラッキー」というワードが話題になりました。

一方で、このプレーで足が止まった日本の選手もおり、SNS上では…。

「セルフジャッジしちゃった感じなのは まあ確かに大きな反省点なのかも」など「セルフジャッジ」に対する厳しい意見もあがりました。

日本にとっては不運な形でトライを奪われることになりました。試合後、キャプテンの姫野和樹選手は「後半にアンラッキーな部分からトライを奪われてしまってから流れを変えることができずに得点を重ねられてしまった」と話していました。

このあと、地力に勝るイングランドに徐々にリードを広げられ、日本は12対34で敗れました。

「サモアとアルゼンチン」次に期待

それでも試合終了後には1次リーグの残りの相手「サモアとアルゼンチン」というワードがトレンドに入りました。

SNS上には選手の健闘をたたえる声とともに…。

「全員ホントよくやったと思う。サモア、アルゼンチンに勝てば良いのだから切り替えて次に臨みましょう」

「今日みたいな試合ができたらサモアとアルゼンチンにもかなりいい勝負が出来る気がする!」

今後へ期待する投稿が相次ぎました。