国立科学博物館は、動物や植物、化石の標本を集めています。しかし、電気代などが上がってお金が足りなくなりました。このため、インターネットで1億円の寄付を集めるクラウドファンディングを始めました。寄付は、最後には9億円以上になりました。
博物館は寄付のお礼に、今月から、茨城県にある倉庫で、標本などを紹介する会を開いています。この倉庫には、博物館が集めた500万以上の中の多くのものがあります。
10日の午後の会には、10人が来ました。いつもは入ることができない部屋の中に特別に入りました。そして、恐竜について専門家の説明を聞いたり、化石に触ったりしました。
会に来た女性は「すばらしいものを見ることができて感動しました。子どもや孫の時代まで、博物館が残ってほしいです」と話していました。