共和党
候補者

起業家 ビベック・ラマスワミ氏 (撤退)

  • 1985年8月9日  オハイオ州で生まれる 2024年11月5日 (大統領選挙投票日) 時点で39歳

  • 2014年  バイオテクノロジー企業設立

アメリカ第一主義2.0

ビベック・ラマスワミ氏は中西部オハイオ州出身。
インド系アメリカ人で、薬品の開発に携わるバイオテクノロジー企業などを設立して富を築きました。アメリカの経済誌フォーブスは、2023年8月、ラマスワミ氏の保有資産を9億5000万ドル以上と推定しています。訴えているのは、トランプ前大統領が掲げた「アメリカ第一主義」のさらなる推進です。
具体的には、中国でのアメリカ系企業のビジネスの拡大を禁止し、メキシコ国境の警備の強化や麻薬カルテル撲滅のためにアメリカ軍を投入するとしています。また、ロシアの軍事侵攻が続くウクライナへのさらなる支援には反対を表明しています。
一方、いまのアメリカの官僚制度は国民に奉仕するという本来の目的を失ったと指摘し、連邦政府職員の75%を解雇することやFBI=連邦捜査局や教育省の廃止を訴えています。 ラマスワミ氏は2024年1月15日、中西部アイオワ州の党員集会の結果を受けて、選挙戦から撤退すると表明しました。
2023年夏頃には党内の支持率で一時、3番手に浮上するなど注目を集めましたが、その後支持が伸び悩み、アイオワ州の党員集会では4位になる見通しだとアメリカメディアは伝えていました。