空自小牧基地の隊員が積立金110万円横領したとして懲戒免職

航空自衛隊小牧基地に勤務する隊員が官舎の修繕積立金からあわせて110万円を横領したとして19日付けで懲戒免職の処分を受けました。

処分を受けたのは航空自衛隊第1輸送航空隊整備補給群の30代の尉官です。
航空自衛隊小牧基地によりますとこの隊員は官舎の管理を担当していた令和4年8月から去年1月までの半年間に「官舎の修繕に使用する」と通帳を持ち出し、官舎の修繕積立金あわせて110万円を横領したということです。
その後、会計担当者が通帳を確認して横領の疑いが発覚し、調査が進められていました。
調査に対し「実家への仕送りや海外出張時のクレジットカードの支払い、遊興費に充てた」と話し、横領を認めたということです。
横領した金はすでに全額が返済されていますが、19日付で懲戒免職の処分にしました。
航空自衛隊小牧基地の鮫島建一司令は「今後、教育を徹底し、再び起きることのないよう努めて参ります」などとコメントしています。