大気非常に不安定 岐阜で土砂災害に厳重警戒を

前線の影響で愛知と岐阜では警報級の大雨となっているところがあります。
岐阜県内の一部の地域には土砂災害警戒情報が発表されていて、気象台は土砂災害に厳重に警戒するよう呼びかけています。

気象台によりますと梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で東海地方は大気の状態が非常に不安定になっています。
このため愛知と岐阜では警報級の大雨となっているところがあり、岐阜県美濃加茂市では16日午後8時までの1時間に74ミリの非常に激しい雨が降りました。
岐阜県内の一部の地域には、土砂災害警戒情報が発表されていて、気象台は土砂災害に厳重に警戒するよう呼びかけています。
また、17日にかけて、雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨が降るところがある見込みで、17日午後6時までの24時間に降る雨の量はいずれも多いところで、愛知と岐阜で100ミリ、三重で60ミリと予想されています。
気象台は土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意するとともに落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうに注意するよう呼びかけています。