“数十年に一度だけ” リュウゼツランが咲く 愛知 知多

愛知県の知多市役所で、数十年に一度だけ咲くと言われる多肉植物の「リュウゼツラン」が花を咲かせ、訪れた人を楽しませています。

「リュウゼツラン」は竜の舌のような形の葉が名前の由来とされる中南米が原産の多肉植物で、数十年に一度だけ花を咲かせると言われています。
知多市役所の緑地には2006年ごろに市内の企業から株を譲り受けたものが植えられ、その中で、およそ9メートルほどの高さに育った「リュウゼツラン」の鮮やかな黄色い花が咲きました。
名古屋市の東山動植物園によりますと、「リュウゼツラン」は茎の下から上に順々にこれから1週間から2週間ほどかけて開花していきますが、花が咲き終わったあとは枯れてしまうということです。
写真撮影に訪れた市内の男性は「2週間に1回くらいのペースで見に来ていたので、咲いてとてもうれしいです」と話していました。