11日から夏の交通安全県民運動 高速SAで安全運転呼びかけ

夏の交通安全県民運動が11日から愛知・岐阜・三重の東海3県で一斉に始まるのを前に、岐阜県内の高速道路のサービスエリアでは警察官などが安全運転を呼びかけました。

名神高速道路の養老サービスエリアで行われた啓発活動には、警察官や中日本高速道路の社員など30人が参加し、長距離トラックの運転手や家族連れのドライバーなどに「安全に気をつけて運転してください」と声をかけながらチラシなどを配布しました。
警察によりますと、学校が夏休みに入る8月は、子どもが巻き込まれる交通事故の件数が年末や年度末に次いで3番目に多くなる時期だということで、注意を呼びかけています。
また、岐阜県内ではことし、これまでに高速道路で起きた人身事故の件数が19件と前の年の同じ時期よりも6件増えているということです。
岐阜県警察本部高速道路交通警察隊の加藤貴也隊長は「高速道路は速度が速いので車間距離をとり、長距離を運転する人は休憩を挟んで安全運転をお願いします」と話していました。