釣りに来ていた70歳男性死亡 海に転落か 三重・紀宝町

7日昼ごろ三重県紀宝町の港で、釣りに来ていた70歳の男性が、海に浮かんでいるのを近くの人が見つけ、病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。
警察は、男性が海に転落したとみて原因など、詳しい状況を調べています。

7日正午ごろ、三重県紀宝町の港で、釣りに来ていた和歌山県新宮市の建設作業員、寒作千秋さん(70)が、陸から50メートルほど離れた海面に浮かんでいるのを、近くで釣りをしていた男性が発見しました。
通報を受けた消防などが、その後、水中に沈んだ寒作さんを引き上げ、御浜町内の病院に搬送しましたが、およそ2時間半後に死亡が確認されました。
当時、海は荒れておらず、寒作さんは釣りざおを持った状態で海に浮いていたと言うことで、警察は、海に転落した原因など、当時の状況を詳しく調べています。
現場は、JR鵜殿駅から東に600メートルほどにある、鵜殿港です。