万引きで起訴された職員を懲戒免職 名古屋地裁

名古屋地方裁判所の50代の事務職員が、名古屋市内のスーパーで万引きをしたとして起訴され、懲戒免職となりました。

起訴されたのは、名古屋地方裁判所の50代の男性事務職員です。
名古屋地裁によりますと、職員は、ことし4月に名古屋市緑区のスーパーで寿司や紅茶など、あわせて5000円余りに相当する商品を盗んだとして、6月14日に名古屋地検から起訴されたということです。
6月7日に、職員から上司へ申し出があり、翌日以降は自宅で待機していたということですが、27日付けで懲戒免職処分になりました。
認否や詳しい状況については明らかにされていません。
名古屋地方裁判所の入江猛所長は、「法を遵守すべき立場である裁判所職員がこのような事案を起こしたことは誠に遺憾だ。職員に対する指導監督を徹底していきたい」とコメントしています。