岐阜県 コクチバス駆除へ ふるさと納税で寄付募る

岐阜県は長良川などでブラックバスの一種「コクチバス」を駆除するための費用を集めるため、ふるさと納税による寄付の募集を始めました。

外来種のブラックバスの一種、コクチバスは、去年、長良川で初めて確認されるなど岐阜県内で発見が相次ぎ、アユなどが食べられる被害が懸念されています。
県は水中に電気を流して魚をしびれさせる「電気ショッカー船」などを使いコクチバスの駆除を進めていますがこうした対策の費用を集めようと今月15日からふるさと納税による寄付の募集を始めました。
9月12日までの90日間に300万円を集めるのが目標で、寄付金は駆除を行う際の人件費などにあてる予定です。
寄付は、ふるさと納税のサイト「ふるさとチョイス」から申し込むことができ、県外の人が1万円以上を寄付した場合は、長良川の天然のあゆやあゆをかたどったお菓子などの返礼品をもらうことができます。
岐阜県里川・水産振興課は「漁業関係者の皆さんの経験や知恵をお借りして日々試行錯誤しています。清流を守るプロジェクトの重要性をご理解いただき、ご協力をお願いしたい」と呼びかけています。