小牧市で桃の新品種「こまきゴールド」初出荷へ 愛知

桃の産地として知られる愛知県小牧市で、新品種「こまきゴールド」の初めての出荷に向け、18日、収穫が行われました。
19日からの初出荷を前に、小牧市の農園では、18日「こまきゴールド」およそ40キロが収穫されました。
「こまきゴールド」は、小牧市で2011年、みさか白鳳という品種の枝で、別の特徴を持った果実が実る「枝変わり」の品種として発見され、その後、およそ7年間の試験栽培を経て、2022年、新品種として登録されました。
収穫時期は6月下旬と、黄桃としては、ほかの品種と比べて早いにもかかわらず、およそ300グラムの大玉に成長し、糖度も12度から14度と高いのが特徴です。
値段は、大玉6個で4800円と、高級品種になっています。
新品種を発見した、こまきゴールド生産推進協議会会長の山田利宏さんは「小牧の特産品になっていく、新しい桃のブランドなので、みなさんにたくさん食べてほしいです。小牧市でいちばんの特産品になってほしいです」と話していました。
「こまきゴールド」は、6月26日まで出荷される予定で、小牧市と春日井市のJAの直売所で販売されるということです。