力士・バスケットボール選手と愛知県体育館で交流会

大相撲の幕内力士とBリーグの名古屋ダイヤモンドドルフィンズの選手がファンとふれあうスポーツイベントが、愛知県体育館で開かれました。

このイベントは毎年7月の名古屋場所やホームゲームの会場として愛知県体育館を長年使用している、日本相撲協会と名古屋ダイヤモンドドルフィンズがこれまでの感謝の思いを表そうと共同で行ったものです。
名古屋ダイヤモンドドルフィンズの中東泰斗選手ら5人と大相撲の小結・大の里など幕内力士5人、あわせて10人が参加しました。
イベントでは、はじめに会場の全員でラジオ体操をしたあと、音楽にあわせて力士と選手がそれぞれダンスを披露したり、参加したファンが脱いだTシャツをどちらが早くきれいにたためるかなどで競ったりしました。
また、イベントの最後にはドルフィンズの選手からレクチャーを受けた力士たちがフリースローに挑戦しました。
会場には、日本相撲協会とドルフィンズのファンクラブからあわせておよそ3000人が集まり、ふだん見られない表情やパフォーマンスを披露する力士や選手に拍手や声援を送っていました。
名古屋市の10代の女性は、「ふだんかっこいいプレーをしている選手のお茶目な姿を見ることが出来て楽しかったです」と話していました。
また、愛知県春日井市から家族で訪れた男性は「力士がバスケットをしたり踊ったりといつもの強い感じとは違いかわいらしかったです」と話していました。
イベントのあと、大の里は「あまりない経験なので楽しかった。また7月しっかり頑張りたい」と名古屋場所に向けた意気込みを話しました。
ドルフィンズの中東選手は「いままでこの体育館でプレーしてきたので、思いをかみしめながら1試合1試合大切に戦いたい」と来シーズンにむけての決意を語りました。