性的マイノリティーの人たちへの 理解を 名古屋でイベント

LGBTQなど性的マイノリティーの人たちへの理解を広げようと、15日、名古屋市でイベントが行われ、当事者や支援者が大通りをパレードしました。
名古屋市・栄で行われたイベント、「名古屋レインボープライド」は、多様な性を尊重し、LGBTQなど性的マイノリティーの人たちへの理解を深めてもらおうと企画されたものです。
イベントでは、当事者や支援者など、およそ1200人が性の多様性を象徴する虹色の旗など手に大通りをパレードし、沿道では、多くの人が足を止め、手を振ったりしていました。
また、会場には、ハンドメイドの虹色のネックレスやピアスなどを販売したり、パートナーシップ制度を設けた自治体を紹介したりするブースが設けられ、多くの人でにぎわっていました。
イベントに来た人は、「去年も来ましたが年々人が増えていて、理解が広まっている気がします。近くにいる人の気持ちに寄り添える人が増えたら幸せが増えるのではないかと思う」と話していました。
「名古屋レインボープライド」共同代表の樹梨杏さんは「性的マイノリティの存在を可視化して、多くの人に知ってほしいです。当事者の皆さんには、応援してくれる人がこんなにも大勢いるんだと感じてほしいです」と話していました。