カラオケ店などで2人殺害の罪 風俗店経営者起訴 名古屋地検

去年12月、名古屋駅近くのカラオケ店で20歳の女性が刃物で刺されて死亡し、同じ日に名古屋市内のマンションで30歳の女性が遺体で見つかった事件で逮捕されていた被害者の知人の風俗店経営者が7日、殺人の罪で起訴されました。

起訴されたのは住所不定で風俗店経営の、曾我春暉被告(26)です。
起訴状などによりますと曾我被告は去年12月、名古屋駅近くのカラオケ店で知人の20歳の女性を刃物で刺すなどして殺害したほか、マンションで同居していた30歳の女性を風呂で溺れさせて殺害したとして殺人の罪に問われています。
名古屋地方検察庁は刑事責任能力を調べるためことし1月から5月末まで「鑑定留置」を行い、刑事責任を問えると判断したものとみられます。
検察は被告の認否を明らかにしていません。