三重・桑名 社会見学帰りの児童4人が体調不良 熱中症の疑い

三重県桑名市で6日、社会見学に出かけた児童が歩いて小学校に帰る途中、4人が体調不良を訴え、病院に搬送されました。
いずれも熱中症とみられ、軽症だったということです。

桑名市教育委員会によりますと、6日正午ごろ、大山田北小学校の4年生の児童が市内にある浄水場に社会見学に出かけ、徒歩で学校に戻る途中、4人が頭痛などの症状を訴えました。
学校に戻っても症状がよくならなかったため、消防に通報し、4人は救急車で市内の病院に搬送されたということです。
児童はいずれも熱中症とみられ、軽症だったことからすでに全員帰宅したということです。
児童たちは午前9時に学校を出発し、歩いて45分ほどの距離にある浄水場を見学したあと、再び歩いて学校に戻ったということです。
6日の桑名市の日中の最高気温は27.4度で、桑名市教育委員会では児童らは帽子をかぶったり、水分補給を行ったりなどの熱中症対策はとっていたとしています。