復興を後押し 福島県の“食”を集めた物産展 愛知 岡崎

東日本大震災の被災地の復興を後押ししようと、愛知県岡崎市で、福島県の“食”を集めた物産展が開かれました。

この物産展は、東日本大震災の被災地の復興を後押しし、旅行者の増加につなげようと、3年前から行われているものです。
東岡崎駅近くの複合施設の中に設けられた会場には、にしんの山椒漬けやあん肝のみそ漬けといった福島県のグルメや、福島県内の20以上の酒蔵がつくった日本酒やウイスキーなどが並び、訪れた人たちは店員の説明を受けながら買い求めていました。
また、会場には、会津地方の民芸品「赤べこ」をモチーフにしたキャラクター「ベコ太郎」も登場し、訪れた人たちとふれあいながら福島をPRしていました。
岡崎市内から訪れた夫婦は「大きな力にはなれないけれど、少しでも被災地に気持ちが届けばうれしいです」と話していました。
また、福島県名古屋事務所の米良淳一所長は「ありがたいのひと言です。福島に興味を持ってもらえると私たちも力になります。これからも、福島の今を丁寧に伝えていきたいです」と話していました。
この物産展は6月2日まで開かれています。