長良川鵜飼 トレーディングカード風の「船頭カード」に注目

今月11日に始まった岐阜市伝統の「長良川鵜飼」の魅力を広めようと、船頭たちの写真や特徴をデザインしたユニークなカードが作られ、ひそかに注目を集めています。

このカードは東京出身で岐阜市に移住したプロデューサー、笹生八穂子さんが「長良川鵜飼」の魅力を広く伝えようと、岐阜市などと協力して作りました。
カードは24種類あり、鵜匠が乗る船をこぐ船頭たち20人あまりを趣味や特技とともに紹介しています。
それぞれの特徴を六角形のチャートで表した「トレーディングカード」風のユニークなデザインで、裏面には鵜飼いの豆知識なども盛り込みました。
1万2000枚を制作し、鵜飼いの観覧をインターネットで予約し、土曜日以外に乗船した人に配っていますが、今後は地元のお菓子のおまけにつけることも決まっているということです。
JR岐阜駅北口につるされた長良川鵜飼のPR用のフラッグの制作にもかかわっているという笹生さんは「観覧船に乗る際に船頭の情報を知らないなと感じたことが制作のきっかけになりました。すてきな船頭さんがたくさんいるので、カードを通じてより身近に感じてほしいです」と話していました。