開業70周年の「テレビ塔」が「ゴジラ」とタイアップ 名古屋

テレビ塔として親しまれている、名古屋・栄の「中部電力 MIRAI TOWER」がことし、開業70周年を迎えるのに合わせ、同じく誕生してから70年となる巨大怪獣「ゴジラ」とのタイアップイベントが行われることになりました。

これは、名古屋テレビ塔株式会社の大澤和宏社長が記者会見で発表したものです。
それによりますとテレビ塔と「ゴジラ」は、ともに70年前の1954年に誕生し、その10年後に上映された映画「モスラ対ゴジラ」では、ゴジラがテレビ塔を破壊するシーンがあったという縁もあって、今回、協力してイベントを行うことになったということです。
イベントは、6月20日から9月23日まで行われ、このうち「Hisaya−odoriPark」のミズベヒロバには、巨大なゴジラのオブジェを展示する予定だということです。
また、テレビ塔の屋外階段には、作品ごとに異なるゴジラの目線の高さに印をつけその大きさを体験できるほか、展望台にはAR=拡張現実の技術を使って70年間の名古屋のまちとゴジラの軌跡を振り返るコーナーも設ける予定だということです。
大澤社長は「赤い糸で結ばれていたのが70年目につながったという感じがしていて、本当にすばらしいイベントができるのではないかと思う。文化の発展と魅力ある観光事業を創出する役割を果たしていきたい」と話しています。