海の事故に注意を呼びかけ 愛知・知多

大型連休で海の事故の増加が懸念される中、愛知県知多市の海浜公園で海上保安官や警察官などが、安全に海を楽しむよう呼びかけました。
知多市の海浜公園「新舞子マリンパーク」には海上保安官や警察官、消防士、それに、知多半島のご当地アイドル「知多娘。」が集まりました。
海上保安官らは、水遊びで訪れた親子連れなどにチラシを配り、海の事故では118番に通報すること、絶対に子どもから目を離さないこと、海に入ったり、釣りをしたりするときは、ライフジャケットを着用することなどを呼びかけました。
第四管区海上保安本部によりますと、例年、5月の大型連休から8月にかけて海の事故が増加する傾向にあるということで、去年の大型連休中は、三重県で50代の男性がライフジャケットを着けずに釣りをしていたところ、海に転落して死亡する事故もあったということです。
名古屋海上保安部の土直生航行安全課長は「気温がだんだん高くなって、海難事故も多くなる傾向にある。せっかくの楽しい休みなのでルールを守って安全に楽しんでもらえればと思います」と話していました。