春のアスパラガス収穫盛ん 岐阜 飛騨

岐阜県飛騨市で、みずみずしい春のアスパラガスの収穫作業が盛んに行われています。

飛騨市では、昼と夜の寒暖差を生かした特産品を作ろうと、農家の人たちが10年前にアスパラガス栽培の研究会を立ち上げていて、現在は9軒の農家が所属しています。
このうち、古川町の岩塚哲士さんは、9棟の農業用ハウスでアスパラガスを栽培していて、4月中頃から出荷の時期を迎えています。
この時期のアスパラガスは「春芽」と呼ばれ、甘みや香りが強く青臭さが少ないのが特徴で、岩塚さんは、30センチほどに育ったアスパラガスを専用のはさみで一本一本収穫していました。
岩塚さんによりますと、ことしは3月に冷え込みがあったものの例年どおりの収穫時期となり、甘みの強いアスパラガスに育っているということです。
岩塚さんは「春のアスパラガスは、養分がしっかりとのっていて味が濃く、ゆでてそのままでもとてもおいしいです。マヨネーズをつけたり、天ぷらにしたり、シンプルな食べ方がおすすめです」と話していました。

飛騨市の春のアスパラガスの収穫は5月)いっぱい続き、その後は夏のアスパラガスの収穫が行われます。