名古屋で古本即売会にぎわう 約2万点の古本集まる

大型連休初日の27日、名古屋市ではおよそ2万点の古本などを集めた即売会が開かれ、多くの人でにぎわいました。

この即売会は名古屋市中区の「名古屋古書会館」で26日から開かれていて、愛知県や岐阜県の古書店あわせて12店舗が参加しています。
会場にはおよそ2万点の古本や今は流通していない貴重な資料などが並び、午前中から客が次々と訪れていました。
今回は大型連休にあわせ「本と旅する」というテーマで古い時刻表など旅にまつわる資料を集めたコーナーが設けられ、訪れた人は手にとってじっくりと掘り出し物を探していました。
名古屋市の70代の男性は「昨日も来ましたが掘り出し物が多いのできょうも来ました」と話していました。
また、両親と訪れた高校生は「初めて来ましたが、興味のある画集を見つけ、購入しました。外国の写真などもあり、楽しかったです」と話していました。
主催者の1人で古書店店主の西尾幸子さんは「初めての方から、マニアの方まで楽しめる、宝探しの会場になるよう心がけています。自分だけのおもしろいと思えるものを発見したり、本で旅行に行った気分を楽しんだりしてもらえればと思います」と話していました。
即売会は28日も午前10時から午後5時まで開かれます。