豊橋市民病院に新感染症病棟

愛知県豊橋市の豊橋市民病院は新型コロナウイルスをはじめとした新たな感染症に備えようと病院の敷地内にウイルス対策を施した専用の病棟を整備しました。
豊橋市民病院に新たに整備された感染症病棟は鉄骨平屋建てで診察室や胸部の撮影室のほか、ウイルス対策で汚染された可能性のある空気が外に漏れないよう気圧を低くした10の個室病床が設けられています。
この個室病床にはトイレやシャワーがあり、生活環境の改善を図ったということです。
病院によりますとこれまで一般病棟にあった感染症の病床には個室が2部屋と少なく今回、院内感染のリスクを低くするために感染症病棟が設けられることになりました。
浦野文博院長は「患者が安心して治療を受けられるとともに病院スタッフも安心して診療できることが非常に大きい。どのような感染症でも流行初期のタイミングですばやく対応ができるようにしたい」と話していました。