特産タケノコの出荷本格化 岐阜・中津川

岐阜県中津川市で特産のタケノコの出荷が本格的に行われています。
中津川市瀬戸地区は県内有数のタケノコの産地で、柔らかく、アクが少ないタケノコは県の「飛騨・美濃伝統野菜」に認定されています。
このタケノコの出荷が4月から始まり、地元の選果場には収穫したばかりの長さ20センチから30センチほどのタケノコが運び込まれ、次々かごに詰められていきました。
中津川市筍生産組合によりますとことしはいわゆる「裏年」にあたり、収穫される量は例年より少ない見通しですが、品質はよいということです。
田口義久組合長は「2月から3月にかけて雨が多く降った影響もあって品質がよくなりました。アクが少なくいろいろな料理に使えるので、多くの人に食べて欲しい」と話していました。
タケノコの出荷は来月初めまで続くということでおよそ20トンが長野県松本市に出荷されるほか組合が店頭や宅配便での注文に応じていくということです。