名古屋 市バスの運転手2人がバス運転中にスマートフォン操作

名古屋市の市バスの運転手2人が、それぞれバスの運転中にスマートフォンを操作していたことがわかり、市は今後、2人の処分を検討することにしています。

名古屋市交通局によりますと、3月から4月にかけて行われた、バスのドライブレコーダーの映像確認のなかで、猪高営業所の52歳の運転手と緑営業所の33歳の運転手が、それぞれバスの運転中にスマートフォンを操作していたことがわかったということです。
このため市が2人に聞き取りをしたところ、52歳の運転手は、スマートフォンで窓の外を撮影したり、メールをチェックしたりしたと話し、33歳の運転手は、スマートフォンを手元に置いて音楽を流していたと話しているということです。
市によりますと、さらに調査を進めた結果、2人はこのほかにも出勤していた複数の日で、バスの運転中にスマートフォンを操作していたということです。
市では、運転手に対してスマートフォンのバスへの持ち込みを禁止していたということで、市は今後、2人の処分を検討するとともに改めてすべての運転手に服務規程の徹底をはかることにしています。