中学校火事 火元とみられる教材室中心に調べる 名古屋 北区

15日、名古屋市の中学校の校舎が焼けた火事で、警察と消防は16日朝から火元と見られる3階の教材室を中心に現場を詳しく調べ、出火原因の特定を進めています。

15日午後3時前、名古屋市北区の市立北陵中学校で火事があり、3階にある教材室、およそ90平方メートルが焼けました。
警察と消防は16日午前9時半ごろから火元と見られる3階の教材室を中心に現場を詳しく調べています。
学校や警察によりますと、出火当時は部活動の時間で、学校には生徒や教員など200人ほどがいましたが全員避難しました。
このうち、2年生の男子生徒1人が教材室の隣の教室にいて煙を吸い、軽傷だということです。
学校によりますと、火元と見られる教材室にはイベントで使う道具や楽器などが置かれていて、普段は施錠されているということです。
警察と消防が当時の状況を詳しく調べるとともに、出火原因の特定を進めています。