インフルエンザ警報 約5か月ぶり解除 愛知県

愛知県は、インフルエンザの感染者が減少し、基準を下回ったとして、去年11月から発令していたインフルエンザ警報を、11日、およそ5か月ぶりに解除しました。

愛知県によりますと、今月7日までの1週間に県内195の医療機関から報告されたインフルエンザの感染者数は758人で、前の週より953人減りました。
また、1医療機関あたりの平均は3.89人で、前の週を4.88人下回り、4週連続で減少しました。
県は、すべての保健所管内で、警報を継続する基準の「10」を下回ったことから、11日、去年11月9日に発令したインフルエンザ警報をおよそ5か月ぶりに解除しました。
今シーズンは、コロナ禍前の傾向と異なり、インフルエンザの流行入りやインフルエンザ警報の発令が過去10年間で最も早くなりました。
県は「患者の報告は減少しているものの、今後も、手洗いやせきエチケットなどの対策を心がけてほしい」と呼びかけています。