6月の暴力団排除条例改正を前に愛知県警が名古屋で啓発活動

ことし6月から愛知県の暴力団排除条例が一部改正・施行されるのを前に愛知県警が名古屋市内で啓発活動を行いました。

3日夜は名古屋の繁華街の錦で愛知県警の警察官およそ30人が飲食店などを訪れ条例の改正ポイントが書かれたチラシを配って歩きました。
ことし6月から一部改正・施行される愛知県の暴力団排除条例にはマンションやアパートの賃貸契約や宿泊施設の利用などができない暴力団への「名義貸し」の禁止などが新たに盛り込まれ、広く市民にも暴力団との関係を断つよう求める厳しい内容になっています。
また、暴力団への「みかじめ料」の支払いなどを禁止する業種に客引きやスカウトなどが追加され歓楽街からの暴力団の締め出しがさらに強化されます。
警察官たちは店を一軒一軒回ってチラシを配り暴力団とは交際しないよう呼びかけていました。
愛知県警暴力団対策室の横山利行室長は「暴力団と付き合ってプラスになることはひとつもありません。暴力団と接する機会があったらためらわず警察に相談してください」と話していました。