名鉄 貸し切り列車運行して新入社員歓迎イベント

新年度を迎え、名古屋鉄道は新入社員の歓迎イベントとして特別列車を運行し、新人の代表が車内放送で抱負を語りました。

名鉄は4月1日、入社式に続いて新入社員の歓迎イベントを行い、この春から鉄道事業の現場で働く140人が金山駅に集まりました。
この日のために名鉄では特別の貸し切り列車を運行し、乗り込んだ新入社員たちは出発駅の欄に「学生」、到着駅の欄に「名古屋鉄道」などと印字された記念の乗車券を受け取って中部国際空港駅に向かいました。
移動中の車内では、入社5年目の先輩乗務員が車掌台のマイクを使い「車掌室からのアナウンスではお客様の表情が見えない状態で話すため、伝え方に工夫が必要です。笑顔で話すと声のトーンも明るくなるのでみなさんも試してみてください」とアドバイスを送りました。
続いて、新入社員を代表して三原礼央さんが初めての車内アナウンスに臨み、停車駅や到着時刻などを伝えました。
そして「幼少のころから、名鉄で運転士をしている父の姿に憧れていました。自分も父のような運転士になれるようにがんばりたいです」と抱負を述べると、車内の同期たちから拍手が上がっていました。
参加した新入社員の金田美咲さんは「お客様への親切なご案内やわかりやすいアナウンスを大切にしていきたいです」と話していました。