三重 鈴鹿サーキット F1日本グランプリののぼりを販売へ

去年、三重県の鈴鹿サーキットで開催されたF1の日本グランプリで、選手の顔などが印刷されたのぼりが複数の人によって無断で持ち去られたことを受けて、サーキットの運営会社は4月に開かれることしのグランプリ終了後、のぼりを販売して収益を日本赤十字社に寄付することになりました。

去年9月に鈴鹿サーキットで開催されたF1の日本グランプリでは、会場やその周辺に立てられた選手の写真や名前が印刷されたのぼりの一部が無断で持ち去られる様子を撮影した動画や画像がSNSに投稿され、鈴鹿サーキットの運営会社は対応を検討していました。
そして、4月5日から7日に開催されることしのグランプリについて、運営会社は終了後にのぼりのチャリティー販売を行い、手数料を差し引いた収益をすべて日本赤十字社に寄付すると発表しました。
販売されるのは40種類、600枚の予定で、4月8日から5月7日まで公式のオンラインショップで価格は1枚、1万6500円で購入できるということです。
運営会社ではホームページに「会場内に設置しているのぼりなどの装飾物を持ち帰ることを禁止しています」と掲載するなどしてチャリティー販売の利用を呼びかけています。