岐阜県警 初の女性署長が就任 北方警察署 

岐阜県警の北方警察署にこの春、県警で初めてとなる女性の署長が就任し、1日、署員を前に「地域住民に寄り添い、安心安全の実現に努めてほしい」と訓示しました。

岐阜県警で初めての女性の署長に就任したのは北方警察署の西田美乃里署長(56)です。
西田署長は1987年に岐阜県警に採用されたあと、各務原警察署の副署長や機動捜査隊長などを経て、3月25日付けで北方警察署長に就任しました。
4月1日は新たに配属された署員に辞令交付を行ったあと、30人ほどの署員を前に「明るく元気な活力ある署とし、地域住民に寄り添いこの地の治安のプロとして安心安全の実現に努めてほしい」と訓示しました。
岐阜県警の女性の警察官の割合は今年度に過去最高の11.7パーセントになる見込みだということです。
西田署長は「性別にとらわれることなく1人の警察官として業務にあたってきましたが、男性の育休などの働き方改革では女性ならではの視点を入れていきたい」と話していました。