イルカとふれあいでストレス軽減できるか 美浜町で研究開始

人がイルカとふれあうことでストレスが減るかどうかを調べる研究が愛知県美浜町で始まることになり、28日に関係者が集まって協定の調印式が行われました。

美浜町にあるレジャー施設南知多ビーチランドで行われた協定の調印式にはイルカとふれあうことで人の気分が改善するかどうかを研究している同朋大学の川乗賀也准教授や施設を運営する会社の社長などが出席しました。
そして長年、イルカとふれあうイベントを開催してきた施設で実験や調査を進めることで科学的に立証していくことなどを盛り込んだ協定にサインしました。
川乗准教授によりますと今後、学生がイルカとふれ合うことで唾液の分泌がどう変化するかなどのデータを取るということです。
川乗准教授は「日本人はストレスが多く、その期間が長いほど精神疾患に陥るリスクが高くなっている。イルカによって本当にストレスが低減するかどうか、研究を行っていきたい」と話しています。